SegmentsLed
クラスを用いて、複数桁の 7 セグメント LED を制御する方法を説明します。本クラスはアノードコモンの 7 セグメント LED 専用です。
コンストラクタにピン番号を指定します。第一引数にはカソードを接続するピン番号を、第二引数にはアノードを接続するピン番号を指定します。
カソードピンの順と、LED の配置は次のように対応しています。回路図を参考にピン番号を指定してください。
アノードピンは小さい桁から順に指定します。最初に指定したピン番号が最下位桁に対応します。桁数はここで指定するピン番号の数によって決まります。上記の例では 2 桁です。
begin
関数を呼び出し、初期化を行った後、setValue
関数を用いて値を設定します。show
関数を呼び出すことで、設定した値が表示されます。
本クラスはダイナミック制御を用いて複数桁の値を表示します。ループ毎に表示する桁を切り替えるため、ループが停止すると表示が乱れます。またループ周期が早すぎる場合、表示が薄くなることがあります。
showNan
関数を用いると無効値(--
)を表示出来ます。通信エラーやセンサーの故障など、値が取得できない場合に使用することを想定しています。